
小さなネット書店をつくる
2025.08.26
どんなに策を弄したところでAmazonという巨大戦艦に打ち勝つことは到底不可能なので、敗戦濃厚なかば諦めムードではあるのだが、小さなネット書店を作りたいと考えている。
当然ながら儲けは度外視するしかないので、現在の仕事と並行して細々とやっていければそれでよい。
だが、それにしても少しはAmazonと違うところがないと、わざわざ苦労して立ち上げる意味もないだろうし、ない頭を絞ってあれこれ考えている。
こんな感じのアイデアはどうだろう。
①「特別な同梱物」が、本と一緒に届く
デザイナーであるという私の数少ない長所を生かして、本のイメージに合わせてオリジナルのブックカバーやしおりを作り、本に同封する。
さらには、店主となる私が本の感想をしたためたエッセイを印刷し、ZINEとして本に添えるのはどうか。
誠に稚拙な我が文章とはいえ、本を読み終わった後は他の人の感想が気になるものなので、拙文ながら読んでもらえるのではないかと甘い期待をしている。
②月に1冊の「特別な選書」
品揃えでAmazonに勝つなど、もはや想定すらできないほどの困難至極である。
だとすれば私にできるのは、自分が愛する選び抜かれた本たちを、言葉の限り熱烈にお勧めするということより他にない。
月に一冊程度にはなるだろうが、大の大人が真心を込めて本を紹介すれば、どこかの物好きが根負けして、Amazonではなくこの書店で買ってやろうと思ってくれやしないだろうか。
③購入者だけが参加できる場を設ける
月に一冊の選書を買ってくれた物好きたち限定で、読書会を開いてみるのはどうだろう。
読書家というのは原則として孤独を愛するはずであるが、たまには本の感想を誰かと語り合いたい、同じ趣味を持つ読書仲間を作りたい、と考える瞬間もあるのではないか。うむ、きっとある。
まずはzoomなどオンラインで開催するのが気軽に参加できて良いだろうか。いつかはオフラインの読書会もしてみたいものだが。
と、こう並べてみると、極めて希望的観測による戦略立案であることは明白である。
だが、私は敗北することを厭わない。ただやりたいから、やるのである。
さて、私が勇猛に戦いに挑んだ末、絶望し谷底に落ちるのか、はたまた九死に一生を得るかは、この文章を読んだ諸君らに懸かっている。
皆様、私に素敵なアイデアをください。何卒何卒。